人生のびしろブログ

新しいことにチャレンジして少しでも人生豊かにできたらいいなと思ってはじめました!

【薬物動態】薬の体内動態ってなんだろう?薬剤師が関わるところ!!

お薬を服用している方の中には

など様々な薬を併用しているかたもいると思います。

 

時には、

かぜやインフルエンザワクチンなどの

薬が追加されたり

 

新たな疾患の治療のために

別の薬が使用されたり、

 

場合によっては入院して手術を受け

麻酔薬や鎮痛薬など

使用されることもあると思われます

 

 

◯お薬の体内動態とは

→薬が体内に入って排泄されるまでの過程

 

 

体内動態を理解して

薬の適正使用につなげ

薬剤師は日々業務に努めています

 

 

そこで、

おくすりを1剤だけ服用するとき

     と

複数のおくすりを一緒に服用するとき

 

  『これらの薬物動態は

      同じでしょうか?』

 

『飲み合わせが悪い』

『相互作用がある』

 

などの話を聞いた事があると思います

 

複数のお薬を使用した場合は互いに影響を及ぼし、体内動態が変化することがあります

 

これは薬同士に限らず、

食品など幅広い物が対象になります

 

 

 

 

影響は次の4つの各段階で現れます

  1. 吸収
  2. 分布
  3. 代謝
  4. 排泄

 

1.吸収

飲み薬が吸収される際に邪魔をされれば体内に入る薬物量は減り、効果は減弱する

特定の薬物は特定の食品と一緒に摂取すると、吸収が阻害されたり促進されたりすることがある。 

 

例、

抗生剤と金属サプリメントを同時に摂取する場合、抗生剤の吸収が阻害されたり、効果が低下したりする可能性がある

そのため適切なタイミングや間隔を意識することが重要である

 

2 .分布

血液中のタンパク質との結合を邪魔されると、

組織へ移動しやすい薬物の形が増え、薬の効果が増大する

 

例、

アシドーシス(体内の酸性度が高くなる状態)が挙げられる。

アシドーシスによって、血液中のタンパク質と薬物の結合が減少し、薬物が遊離状態で循環する時間が増えます。

これにより、薬物が組織や細胞により効率的に到達し、その効果が増大する可能性がある。

 

3.代謝

代謝の際に邪魔されると、代謝されずに長く体内に存在し薬の血中濃度が高くなりすぎてしまう。

その結果、副作用や中毒の発現に至る

 

例、

いくつかの降圧薬や抗糖尿病薬などは、

肝臓で代謝される薬物であり、

肝臓疾患や他の薬物との相互作用によって

代謝が阻害されると、血中濃度が増加しやすくなります。

このような場合、薬物の投与量や投与間隔を調整する必要がある。

 

4.排泄

排泄の際に邪魔されると血中濃度があがり、

副作用や中毒よ発現に至る

また、腎機能や肝機能が悪い方の場合も、体内動態が通常とは異なるため薬の用量・用法を調節することがあります。

 

例、

抗生物質や抗てんかん薬など腎臓を通して排泄される薬物が挙げらる。

腎臓の状態によっては、これらの薬物が十分に体外に排泄されず、徐々に蓄積されていってしまうことがあります。

その結果、血中濃度が上昇して副作用のリスクが高まる可能性があります。

腎臓の機能に影響を与える病気や状況がある場合、薬物の投与量や種類、投与間隔などは適切に調整されるべきである。

腎臓疾患を抱えている方や高齢者は、特にこの点に留意する必要がある。

医師や薬剤師に相談し、適切な治療を受けるようにしてください。

 

 

『ああ、ややこいなぁ〜』

 

でもそんなときのお助けマン

 

『薬剤師』

 

がいます!!

 

薬剤師は薬の専門家として、

個々の薬の特徴を理解し、

組み合わせて使われたときに

  • どう影響を及ぼすか?
  • どうなる可能性があるか?

を推測しています。

 

病気薬剤師は飲み薬に加えて点滴などで投与される薬との相互作用を検討したり、

患者の状態に合うように医師に処方提案をすることが求められています。

 

患者は『よく先生は薬のことをよくわかってる』と思っている人が多いですが

 

自分がよく扱う薬意外の場合は薬剤師に聞くことが多いかもしれません!!

 

特に持参薬としてかかりつけから処方されている薬に関しては、よく継続の指示が出ますが

状態により減薬できることもあるため

 

病院薬剤師は患者の安心安全な薬物療法の実践について、医師と協働して治療を支えていきます

 

【病院薬剤師は患者の安心安全な薬物療法の実践について!!】

 

 

 

以下は病院薬剤師が患者に対して行うことができるサポートの一部である。

 

1. 薬物情報提供:

患者に処方された薬について、

  1. 適切な使用方法
  2. 副作用
  3. 相互作用

などの情報をわかりやすく説明し、患者が安心して薬物療法を受けられるようサポートしている。

 

2. 薬物療法の調整:

患者の状態や他の薬物との相互作用を考慮して、適切な薬物療法を調整する役割を果たしている。これにより、

薬物の効果を最大限に引き出し、

副作用を最小限に抑えることが可能となります。

 

3. 薬剤治療のモニタリング:

患者が薬を服用する間、

その効果や安全性をモニタリングし、

必要に応じて医師や他の医療スタッフと連携して治療を最適化している。

 

4. 健康教育とコンサルテーション:

患者に健康情報や薬物情報を提供し、

薬物療法の理解を深めるともに、

健康に関する質問や懸念に対応している。

 

これらの活動を通じて

病院薬剤師は

 

患者の安心安全な薬物療法の実践を支援し、

最適な治療結果を得るための

手助けを行っている。

 

 〈読者の皆さんへ〉

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

あなたの興味や好奇心を大切にし、

自分自身を信じて進んでいってください。

 

困難な時や迷ったときには、

周りの人に助けを求めることも大切です。

 

自分らしく、心豊かな日々を送ることを

応援しています。

 

どんなことでも挑戦し、

成長していく過程で、

あなたが幸せを見つけられることを

心から願っています。

 

 

どうか自分を大切にして、

明るい未来に向かって前進してください。

 

今後も子供の成長・興味ある分野

自分の仕事に関わる医療の分野で

 

ブログを書いていく予定です

みなさんのお子様の興味持たれていること

 

悩んでいることなどありましたら

共感もしたいのでコメントよろしくお願いします

 

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました

 

 

次回のブログでもお会いできることを

楽しみにしています

 

初心者ブロガー、ニックネームteruパパでした